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  ■2002年 5月13日(月) 富山県・入善 (大潮 新月● 波0.5m 晴れ) 

 ゴールデンウィークの忙しさを乗り切り、無事田植えも終わり、さあ、これからの休みは釣三昧と意気込んで、久々の日本海へ。今日のメンバーは、古い釣仲間また、当店の助っ人板前「三村君」そして、海釣り新人!当店の新人板前「近藤君」の3人。
 いつもの様に、日曜閉店後22時頃出発。行き先は、初心者が居るので安全な平らな離岸!それも富山の方が条件が良さそうなので、入善の離岸へ渡ることに決めた。深夜1時30分実釣開始!初心者の近藤君を真ん中にしての釣となる。


         足場の良い離岸提               新人板前の近藤です。自称大物釣師!三村です。

 近藤君には、一応仕掛けの作り方、キャスティング・魚のやり取りは、店の休み時間に駐車場で、竹刀を片手に特訓をしてきた。しかし夜中の作業なので、手伝ってあげ「さあ!始めよう」「すみません!餌の付け方が分かりません!!」・・・(?_?);タラー・・・。まぁ、こんな感じからスタート。
私は2時頃から開始、たぶん納竿は8時頃になるだろう。時間がもったいない!(奥:なぬぅ〜、6時間もあるのに)午前4〜5時位が時合いと思い始める。
予想はしていたが、隣の人がよくトラブル!連れて来た手前放って置けないし、1枚は、黒鯛の顔を拝ませてあげたい。今日は、子守り気分!!(奥:ハイ!しっかりと子守りして下さい。海釣初心者を離岸提のそれも夜釣り!ダメ!ダメ!足踏み外しまっせ!竿折りまっせ!!) しかし、ソイ、アジ、40cm位のウグイなどと釣果を伸ばし、彼のスカリも少しずつ膨らんできた。そして私も本気を出し、コマセにも力が入る。(奥:先生がボウズじゃ面目たたないもんね)3時半頃か、黒鯛のアタリ!竿タタキ!!竿はガマカツVR 0号の軟竿。それでも素直に寄ってくる。小さい!タモ入れ!!27cm・・カイズだ。まだ釣れていない三村君に、暗くて見えない事を良い事に「デッカイゾ!!」とプレッシャーを与える。(意地悪な私・・・)(奥:ごもっとも!) それから明るくなり、皆の様子が分かる様になってから30cm位のアジ、40cm位のイナダを追加し、貧果のまま終了となる。
 そして、磯上がりして3人で、ビールを1杯飲みながら朝食!最高のリフレッシュ!!釣も楽しいが、朝の澄んだ空気の中で、海を眺めながらのこの1杯がたまらない。さあ!明日からまた頑張るぞ!!そして、来週こそは、大物黒鯛を釣るぞ!!




 

   ■2002年 5月20日(月) 富山県・入善 (小潮 波0.5m 小雨後曇り 風なし)

 さて今週は、誰もお付き合いが居ないので、1人の釣行となる。出発前の177での新潟・富山方面の天気予報は良くない。降水確率60%、波は0.5m。21時頃店に、新潟の「魚市場」が到着し、魚と情報を仕入れる。「今はダメ。雨だし、これからシケルよ」と言われる。しかし、波は0.5m、雨さえ我慢すればと思い22時に出発。白馬から案の定小雨が、携帯から177
へダイヤルすると、やったネ!降水確率が30%におちた。GoGo!!さて何処に乗ろうか?梶屋敷、親不知・投岩、入善と頭の中を駆け巡る・・。(奥:夜はヤッパリ○○○に乗りたいね!) 今日は1人で身軽だから、少々危険な所だが、入善の先週に乗った離岸の左の角テトラがザクザクした離岸にしようと考えながら北陸自動車道に乗る。親不知あたりから雨脚が強くなる。でも風は無さそうだ。
 入善に到着し、愛ボートで出航!!ここの離岸は接岸が難しい。外海から付けないと乗れないポイント!まずボートから釣座へロッドケースを放り投げる。そしてバッカンにロープを縛り付け、そのロープの真ん中を持って、揺れるボートからテトラに飛び移り、よじ登る。ここまでが、安曇野の山猿と言われた飛び職人技!!それからロープを手繰り寄せ、重いバッカンを引きずり上げる。そして、隣のテトラへ移り、ボートを斜めのテトラへ引きずり上げロープで固定し、これで一安心。波は明日まで0.5mだからこれ以上は、風が吹かない限り荒れないだろう。しかし、波0.5mの予報でも1m位の時がよくあるので、注意が必要。


      入善の離岸提。昼間は明るい、夜は真っ暗・・・。(当たり前!)

 ここのポイントは、乗れば80%以上の確率で上がる私のA級ポイント。黒チャンが居るのは分かっている!力か入る。コマセをソフトボール大にして、正面15m位先へ3発ほど入れておく。さあ、竿を伸ばして釣り始める。本日は、少々荒れて足場が悪いため、ロットはBBX-スペシャル 1.2号47-53ズーム 外ガイド をチョイス。基本的に、私は外ガイドしか使わない。理由は、タナを変えやすい、浮きの飛びが良い。それだけ・・・。
1時ちょい過ぎから実釣。心の中で「黒来い!黒来い!50オーバー来い」とつぶやき続け(大声で叫んでいたらバカだよな!) 餌はオキアミ、ネリックス。またネリックスにオキアミを混ぜ練り込む。鯵が沖で釣れて来た。そろそろコマセが効いてきた証拠だ。しかしデカイ30cmを越すのも釣れる。しかし、黒鯛狙い。(周年)鯵は大きかろうが外道。(奥:しかし、持ち帰るんだもんね)付け餌をネリックスサナギ、オキアミなど交互に使用する。今日はオキアミの方が喰いが良いみたいだ。メジナの30cm位が上がる。「黒鯛さんどうしたの、どっかへ散歩?・・・」「アタイが嫌いになったの?」(・・・アホか)
釣り始めて2時間、3時間と貴重な時間が過ぎていく。4時過ぎ、空が白々明るくなってきた。もう明るくなるのか、困ったぞ。(そう、ドラキュラさんは、そろそろ帰らなければ・・・) コマセは一定のペースで撒き続ける。潮は、左から右、右から左へとよたる。ここのポイントは、右から左へ流れる潮が良い。その時、4時45分待ちに待った黒のアタリ!大きくはないが本日1枚目!!慎重にタマ入れ。1人で「ヤリー」この為に生きてるな〜って感じ。そして、活性が上がり6時までに黒鯛3枚、イナダ、真鯛も混じる。

   

 今の時期は、朝マズメも時合のひとつ。 7時45分本日最大の引き、38cmがタマ に入る。コマセが終わった。コマセ無しで 3投!8時半、そろそろ上がるか。
 今日は、型は小さいが、そこそこ釣れ たから○としよう。

 本日の釣果 黒鯛 27〜38cm 4枚。イナダ 40cm 3本。メジナ 2枚。真鯛 2枚。コチ 1枚。鯵 24〜32cm 16枚。 
そして次の楽しみ、海を眺めながらの1杯!
生きてるなぁ〜!!





2002年5月27日(月) 富山県・吉原 (大潮 満月 波0.8m 曇り 冷たい北東の風)

 今日は月曜日で、定休日だが、昼に23人程の団体予約が入り、景気が悪いので引き受ける。仕事を14時30分で切り上げて、三村君と2人で出発となる。
 天気予報では、波0.5m、降水確率40〜50%と言ったところ。本日の目標ポイントは、能生の平島へ渡ろうと、キャラバンにボートと船外機を積む。久々に明るいうちからポイントに入れる。(奥:それが普通) それもあまり乗ることの出来ない平島!ここは、能生のデートスポット「弁天島」の駐車場から約500m位。島が平らなことから平島と名が付いたのだろうか?(そのまんま)だから0.5mでもうねりが有ると、島全体を波が洗う。あまり人を乗せない天然禁漁区の島だ!!期待と希望で力が入り、店に置いてある「コマセ練り箱」で作るコマセも固めとなる。(???)水深が足元から10m有る為(なるほど)ロッドも久々にインテッサーGV 1.2号5mの硬竿を用意。バッカンは、マルキューから新発売のハード・バッカンのおニューをおろす。今日は力が入っている。さあ、出発!!
 意気込んで出ては来たものの、能生の弁天島が見え、平島がちらりと顔を見せ始めた所でデジカメでカシャッ!予報では波0.5mなのに、少し荒れもよう。能生漁港へ廻り、双眼鏡で島を見ると、どうも4分6でやめた方が良さそう。安全第一とあきらめ、三村君と相談。今日は、明るいうちから入れるから、新しいポイントを攻め様と言うことで、前から乗ってみたかった、富山の吉原漁港左に有る丸テトラを、開拓する事にした。


       能生「弁天島」越しの「平島」            双眼鏡を片手に渋い顔の三村君

 富山県・吉原へ到着。18:30分離岸へ乗る。ジャンケンでポイントを選ぶ!負けた私は@のポイントへ!!足元から沖8〜10m位まで、沈みテトラと海藻畑!当然ポイントは遠目となる。冷たい風が、右前より吹きつけ、潮が右から左へと流れて少々釣りにくい。数投のうち黒ソイが掛かるが、海藻に巻き付きやっと上げる。これは、黒鯛かけたら何処から持って来ようかと思案する。(奥:そこで出ます、義経の八艘飛び!テトラの上をぴょん!ピョン!!ぴょん!!ドボン・・・) しかし、夕マズメのおいしい時間も過ぎ、23じ過ぎ魚の活性は良いのだが(ソイ、メジナ、アジ)、黒鯛のの気配が無い。思い切って、波の静かなAへ移動。タナ5m、竿1本以上はハエ根なし!よし!!ここならいける。30分以内に1枚喰わせると宣言する。。。


             富山県・吉原の離岸提 (私しゃ東京の吉原がよござんす!)

 しかし、0時を回ってもアジばかり!もう今日だ(火曜日)半日の休みなので、帰って寝ないと仕事が有る。しかし、2人ともやめようとしない。おしゃべりな三村君が、ほとんど口を開かない。(寝てたりして)奴も真剣だ!黙々と打ち返すが(起きてたんだ)、2人して撃沈! 午前1時半無念の納竿!!。
 帰りの車の中での反省会。「どうして釣れないの?」「たぶん、満月だせかな?」「海が明る過ぎたョ!」「月は出てたけど、ツキが無かったとか・・・」 冷たい風が横殴りで、水温も低いなど、意味不明な理屈・・・。あっ!忘れた!!月を眺めながらの一杯を。。。しかし、ポイント的には沈み根も多いし、川も流れ込んでいる。ゼッタイ大物が居るポイントだと思う。また来ます!眠い!!。(お疲れさん)


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